サクラ

2002年4月4日
サクラサク・・・
この優しい光の時間に

ワザと背を向けた
二人の少女

愛する恋人に別れを告げて・・・

忘れられぬ夢を抱きしめて・・・

それぞれに
歩き始めた二人の少女達・・・

自ら光を断ち
傷を広げながら歩く・・・

その姿は
まるであの頃の私・・・

ちぎれた翼

何も映らナイ瞳

流れ続ける紅い雫

治るコトを知らナイ深い傷

抱きしめ
今日も歩く少女達・・・

この暖かな時間に包まれ

もぉ1度
大空へ飛立つための翼と
自分に負けナイ強さを・・・

コノ苦しみは
決してムダにはならナイ

苦しみが大きいモノであれば
あるほど得るモノも大きいから・・・

そして
ひとつだけ覚えていて・・・

人間はそんな
冷たく弱いイキモノぢゃナイ

ってコトだけは・・・


 ・・・サクラサク・・・

  舞い散る季節に

    深い闇

  光りの見えナイ

    深い闇

孤独に震える二人の少女に

   早く・・・
   早く・・・

 光が射すコトを・・・

   サクラ・・・

   サクラ・・・

  舞い散る花びら

   サクラ・・・

   サクラ・・・

    癒えぬ傷

   サクラ・・・

   サクラ・・・

 紅く染まった罪の痕

   サクラ・・・

   サクラ・・・

   包んで護れ

   サクラ・・・

   サクラ・・・

・・・いつまでも・・・

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