ガラス

2002年1月23日
雨降りの真夜中・・・

ふとガラス越しに外を見た・・・

くもったガラス・・・

泣いている・・・

この手でそっと
その涙ぬぐってあげても
トマラナイ雫・・・

ぽたぽた・・・
ぽたぽた・・・

雨に打たれて
ただ陽をあびる時を待っている・・・

ねぇ・・・
そんなに泣かないで・・・
映る私まで
濡れてしまうから・・・

ねぇ・・・
そんなに泣かないで・・・
降り止まぬ雨などナイから・・・

くもった窓ガラス・・・

泣き止まないガラス・・・

近づきそっと
夜空を見上げる・・・

晴れますよぉに。
そぉ呟いて・・・

冷え切った
水滴だらけの窓ガラス・・・

もぉ一度そっと
指先で触れてみる・・・

外は真夜中暗い闇・・・

時計が静かに朝を待つ・・・

静寂の中で
静かに時間を
刻みつづけながら・・・

ただ静かに・・・

ほら・・・
また日が昇る

今日が始まる

ほら・・・
陽も射してきた・・・

澄み切った蒼い空
が広がってゆく・・・

さぁ・・・
暖かな陽を浴びて
曇らぬよぉ輝け・・・

キレイな空を映しだせ・・・

永遠に闇が続くワケはナイ

この地球が廻り続ける限り
止まない雨も
明けない闇もナイ・・・

暖かな陽を浴びて
曇るコトのナイよぉに・・・

映す私まで
濡らしてしまわぬよぉに・・・

・・・輝き続けろ・・・

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

日記内を検索